東大寺ボランティア 2016年11月21日

2016年11月21日 | 東大寺ボランティア

お水取りの籠松明候補の真竹5本を厳選
 わいず倶楽部の部活動「竹の会」のメンバーが11月5、6日の両日、滋賀県長浜市高月町雨森の竹林で、奈良・東大寺のお水取りで用いられる籠松明(かごたいまつ)に使う真竹の候補を選んだ。来年2月に根付きのまま掘り出し、奉納する。

 籠松明は、東大寺・二月堂でお水取りの行を勤める練行衆(れんぎょうしゅう)の道明かりとして上げられる。

 わいず倶楽部は2008年から毎年、東大寺への真竹奉納を行っており、今回が10回目。うち9回は雨森の竹を奉納している。

 初日の5日は22人が参加。ヘルメットをかぶり、雑木やツルを刈りながら竹林に入り、籠松明の条件とされる太さ35センチ、高さ8メートル以上の、まっすぐに伸びた竹を探した。有力候補には、赤いテープで目印を付け、東大寺の職員5人がチェック。最終的に5本を厳選した。

 翌日は、12人が倒れた竹や若竹をノコギリで伐採し、候補となった真竹をスムーズに運び出すための搬出ルートを整備した。

写真=奉納竹を搬出するためルートを整備する「竹の会」のメンバー(長浜市高月町雨森で)

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