アンチエイジング編① 年齢とともに落ちる飛距離と向き合う――大東プロのゴルフ指南

2024年06月24日 | 大東プロのゴルフ指南

 今回から5回にわたり、シニアが直面する体力の低下に対抗する「アンチエイジング」がテーマです。まずは、年齢とともに落ちてくる飛距離との向き合い方から。

 気をつけてほしいのは、若い頃の飛距離を追い求めないこと。飛ばそうとすればするほど、体が突っ込み、クラブが遅れてくる「負のスパイラル」に陥ります。体に力が入ってクラブヘッドが走らなくなるのです。

 デビュー時に「飛ばし屋」と呼ばれた横峯さくらプロも、さらに飛ばそうと力が入りスランプになりました。でも、「200ヤードの距離でいい」と、力まずに気持ち良く振ることを意識したおかげで克服できたそうです。

 大切なのは始動です。ドライバーはクラブの中で一番軽いため、ヒョイと上げがちです。ヘッドをスローモーションのように動かすコリン・モリカワ選手らを参考に、ゆっくりとスタートしてください。それが体の捻転につながり、肩があごの下に入ったトップをつくることができます。

 ゆっくりスタートするためのドリルとして、ヘッドの後ろにペットボトルを置いて、押す感じでテイクバックする練習を紹介します。また、ヘッドカバーをヘッドの上に載せて、落とさないように動かすことも一つの方法です。

(日本プロゴルフ協会 A級ティーチングプロ 大東将啓)

<詳しくはユーチューブの動画で>

写真=(左から)半分水を入れたペットボトルをヘッドの後ろに置き、押す感じでテイクバックする練習ドリル(ユーチューブの動画より)
ヘッドカバーをヘッドの上に置いて、落とさないようにテイクバックする練習(ユーチューブの動画より)

⇒これまでの「大東プロのゴルフ指南」はこちらから

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