「能で知る源氏物語」最終回で体験コーナーなど実施。会員約30人が参加

2024年06月03日 | イベント報告

 わいず倶楽部は、シリーズ企画「能で知る源氏物語」の最終回となる第5回を5月23日に、山本能楽堂(大阪市中央区)で行い、わいず会員約30人が参加しました。

 テーマは最終回にふさわしく、源氏物語の作者・紫式部が登場する「源氏供養」。能楽師の山本章弘さんと宗教学者で相愛大学長の釈徹宗さんが、この曲のもとになった、源氏物語自体を供養するという発想について言及し、興味深いトークを繰り広げました。

 体験コーナーでは、源氏供養の最後の文章「思えば夢の浮橋も、夢の間の言葉なり」を、山本さんの指導で全員で謡いました。さらに、特別に参加者の中から希望者を募り、舞台の上の紫式部の格好をしてもらう企画もあり、志願した大神令子さんは「面(おもて)をつけて、外がどう見えるのか興味があった。いい体験になりました」と話していました。

 同シリーズは昨年9月からスタート。全5回参加した会員には、同能楽堂から記念品の手ぬぐいが贈られました。

写真=紫式部の衣装を着た会員に、面をつける山本さん(左は釈さん)

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