空海ゆかりの寺院や史跡を巡る「空海ウォーク」開催 会員47人が参加

2024年05月27日 | イベント報告

 わいず倶楽部は5月22日、奈良市の東大寺境内や奈良公園などを歩く「春の奈良 散策と空海」を開催し、会員47人が空海にゆかりのある寺院や史跡を巡りました。

 生誕1250年記念特別展「空海 KŪKAI ― 密教のルーツとマンダラ世界」(奈良国立博物館、読売新聞社ほか主催)の開催に合わせた企画。地元ボランティア「旧鍋屋交番と奈良きたまちの会」のガイドが案内を担当、誘導にはわいず倶楽部・奈良交流会の世話人が協力しました。各所の歴史や説明を聞きながら、空海が建立にかかわった興福寺の南円堂(なんえんどう)(重要文化財)、唐へ渡る前に得度受戒したとされる東大寺の戒壇院(かいだんいん)、密教儀式を行う灌頂(かんじょう)道場として創建したとされる真言院などを訪ねました。

 途中、別当(住職)を務めた際の草庵(そうあん)が起源の空海寺を拝観。自ら手掘りしたと伝わる井戸の跡などを見学しました。東大寺創建当初から残る転害門(てがいもん)(国宝)や世界最大級の木造建造物である大仏殿(同)などを経由して、特別展会場の博物館前で解散。参加者は配布された入場券を手に、それぞれ館内に向かいました。

 参加者は「奈良に空海ゆかりのお寺があると知らなかった」「特別展でも、若い頃のミステリーに満ちた空海に出会いたい」と話していました。

写真=空海寺を見学するわいず会員ら(5月22日、奈良市で)

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