空海ゆかりの太融寺住職の記念講演会「はじめてのマンダラ」に会員90人が参加

2024年05月06日 | イベント報告

 奈良国立博物館で6月9日まで開催されている生誕1250年記念特別展「空海 KUKAI―密教のルーツとマンダラ世界」(奈良国立博物館、読売新聞社ほか主催)に合わせて、わいず倶楽部は4月26日、空海ゆかりの寺として知られる高野山真言宗準別格本山太融寺本坊(大阪市北区)で、記念講演会を開催。同寺の麻生祥光住職が「はじめてのマンダラ」と題して講演しました。会員約90人がメモをとるなどして熱心に聞き入りました。

 太融寺は、弘仁12年(821年)に弘法大師・空海が、この地にあった霊木で地蔵菩薩(ぼさつ)と毘沙門天を刻み、草庵(そうあん)を結んだのが、その始まりとされています。

 麻生住職は、マンダラに関わる密教や大日如来などについて詳しく解説。「宇宙を表すマンダラには(東西南北の)方向がある。その広がりを絵にしたもの」などと興味深い話を披露しました。大阪市内から参加した女性会員は「これまで漠然と見ていたマンダラに対して、見方が変わりました」と話していました。

写真=「はじめてのマンダラ」をテーマに講演する太融寺の麻生住職

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