わいず倶楽部の大人の部活動「国際交流部」と、英会話教室大手ＥＣＣは、２～５月に開いた「英語ボランティア講座　入門編」の続編となる講座を、来年４月にも開講します。

　２０２５年大阪・関西万博に向けて「訪日外国人に地元の魅力を伝えたい」という、わいず会員のやる気を後押しします。国際交流部員とＥＣＣが、近畿２府４県の名所やグルメを盛り込んだ教材の製作を進めています。講師も国際交流部メンバーが務める予定です。

　今春の入門編の教材は、基本的な自己紹介や、大阪ミナミの観光案内を想定した内容でした。来春の続編は、「外国人に役立つ内容にしたい」という国際交流部員の意見を基に、鉄道の案内や切符の買い方、トラブル対応などの場面を想定した英会話を盛り込みます。近畿の府県別コーナーも設け、ご当地の名所やグルメを案内できるようにします。

　ＥＣＣは、国際交流部員の有志５人とメールのやりとりやリモート会議を重ね、教材開発を急いでいます。ＥＣＣ総合教育研究所の外国人スタッフの意見も取り入れ、より実践的なボランティアガイド講座を目指しています。

写真＝外国人スタッフの意見を聞きながら、教材開発を進めるＥＣＣの担当者