活動報告
「わいず倶楽部インターナショナル(WCI)」スタート 東福寺展を夜間鑑賞
2023年11月27日 | Waizu Club International (WCI)
わいず倶楽部は、外国人に日本文化や関西の魅力を伝え、異文化交流を進める取り組み「わいず倶楽部インターナショナル(WCI)」を始めました。第1弾として、京都市東山区の京都国立博物館で12月3日まで開催中の特別展「東福寺」を夜間、学芸員の解説付きで鑑賞する催しを11月10日に開催しました。米国、中国、台湾、イタリア、インドネシア、英国の領事館や文化団体のスタッフ、ビジネスマン、留学生ら約30人が、禅寺の貴重な宝物を楽しみました。
参加者は、同館学芸部の森道彦研究員の案内で、東福寺の開山で知られる高僧・円爾(えんに)ゆかりの書や肖像画をはじめ、巨大寺院だった東福寺を象徴する大きな仏像、室町時代の画聖の一人、吉山明兆(きっさんみんちょう)の代表作「五百羅漢図」などを鑑賞しました。
大阪で中国琴を教える中国人女性は「中国由来の書や絵が興味深い」と話し、インドネシア人男性は「祖国の石仏とは違い、木彫りの仏像のリアルな表情がいい」と目を輝かせていました。
わいず倶楽部は、日本で暮らす外国人と、わいず会員を対象にした外国語字幕付き落語鑑賞会(来年3月2日)などWCIのイベントを計画しています。問い合わせはメールでわいず倶楽部インターナショナル(waizu@yomiuri.com)へ。
写真=特別展「東福寺」を鑑賞する外国人ら(京都国立博物館で)
⇒「Night at the Museum – Kyoto National Museum ‘Waizu Club International’ officially started!」の記事はこちら