活動報告
特別展「東福寺」(東京会場)のわいずモニターから②
2023年06月13日 | わいずモニター
<わいずモニター:みっちゃんさん(53歳) 大阪市天王寺区>
5月1日東京国立博物館平成館で開催中の東福寺展を訪れました。展覧会の楽しみの一つが音声ガイドです。ナビゲーター木村多江さんのほっこりと心地良い声を聞きながら会場を回ります。
私が一番観たかった五百羅漢図。四コマ漫画の解説付きで、とても分かりやすく、楽しみながら観賞できました。
圧倒されたのが2メートルを越える旧本尊の左手「仏手(ぶっしゅ)」。「新大仏」とあがめられた旧本尊・釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)が明治14年の大火で焼失した際、この左手だけが救出されたそうです。旧本尊のもとの姿を想像すると、気が遠くなるようでした。
また、東福寺の絶景スポット通天橋も再現されていて、紅葉のパノラマ風景の美しさには見入ってしまうほどでした。
歴史の奥深さ、寺院のスケールの大きさ、寺宝の美しさを体感できる東福寺展。秋の京都展にも訪れたいと思いながら帰途につきました。
※特別展「東福寺」京都展の詳細は、こちら。
写真=(左から)旧本尊・釈迦如来坐像の左手「仏手」。焼失した旧本尊の大きさを体感できる。
再現された東福寺の絶景スポット通天橋。紅葉の絶景ポイントとして人気だ。