わいず倶楽部は１０月２２日、「第７４回正倉院展」（１０月２９日～１１月１４日）を前に、会場の奈良国立博物館（奈良市）周辺で、ボランティア清掃を実施しました。

　清掃には、わいずクリーン隊の２２人が参加しました。クリーン隊は定期的に寺社や公園などを清掃してきましたが、新型コロナウイルス禍で活動が中断しており、今春から３年ぶりにようやく活動が再開されました。

　博物館を起点に春日大社や東大寺にかけて、空き缶やたばこの吸い殻などを拾い集めました。クリーン隊の隊長を務める大石弘志さん（７８）は「ゴミを食べて鹿が衰弱するのも防げて有意義だった」と話していました。

　また、清掃の終了後には、メンバーが持ち寄った鹿の餌用のドングリ計１０キロが「奈良の鹿愛護会」に手渡されました。

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写真＝奈良国立博物館周辺を清掃するわいず倶楽部クリーン隊のメンバーら